【後の祭り】増大手術に潜むワナとは!?

下半身に悩みを抱えたとき、一番最初に思い浮かぶ人も多いであろう「外科手術」
物理的にメスを入れたり、薬剤を注入することで身体の形を変えることは可能です。
しかし、よく調べず考えずに手術に踏み切ってしまうのは危険です。
悩みを解決しようと思っていたのに逆に悩みを増やしてしまう結果になったという経験談なども見かけます。

自分で調べるのは面倒という方には、この記事は役に立つと思います。

増大手術の種類

外科手術には大きく分けて以下の3種類の手術法があります。
目的や悩み別に行うようで、組み合わせて同時に手術することを勧めるクリニックも多いようです。

増大手術

先端部分の先細りが気になる方が行う手術として有名なのがこの増大手術
主に太さを変えたいという悩みに対応できます。

フィラーと呼ばれる素材を注入していく手術です。
フィラーの材質によって料金は1ccで50,000円~200,000円程と大きく幅があります。
フィラーの材質はヒアルロン酸やプラスチック素材を使用する場合、もしくは自分の脂肪を注入する場合などクリニックによって方法は様々です。
太さをだすのは先端だけでなく全体に対応することもできます。
その分使用するフィラーは多くなるので料金もあがるでしょう。

長さ手術

主に長さを出す手術です。皮膚を切る方法と切らない方法があります。
通常時にお腹の中に引き込まれて隠れている部分を引き出して、通常時の長さを出すことができます。
皮膚を切らない場合は糸で靭帯を固定して止めておく方法が一般的です。長くなるというよりお腹をへこませて長く見せる術法になります。
費用はクリニックによりますが大体150,000円程が多い印象です。
切る場合は根本の奥の体内の癒着部分を剥離して引っ張り出して再度固定する方法が一般的です。
費用はこちらもクリニックによりますが大体250,000円~はみておく必要があります。

包茎手術

包茎手術は太さや長さには関わりませんが、見た目を整える手術として人気です。
日本人の約7割は仮性包茎と言われます。気にされる方も多いので、上記の増大・長径外科手術のカウンセリングに行くとセットで包茎手術も行うようにオススメされることもあるようです。
費用は、包茎の種類にもよるようですが70,000円~140,000円程の幅があります。
包茎手術はカントン包茎や真性包茎であれば保険適用になる場合もあるので、悩みがある場合は泌尿器科にも相談してみるといいでしょう。

さてこの記事では、増大手術についてさらに調べてみました。

増大手術の特徴、向いている人

増大手術は上記でも紹介しているように、長さを出したいという方向けの手術です。
ただ気をつけたいのは、通常時の長さが変わるだけという事実です。
自身が元々持っているけど通常時は隠れて見えない部分を引き出してずっと見えるようにするだけなので、物理的に長さがプラスされるわけではありません。
糸で切らない方法に関しては、お腹をへこませて長くなったように見せるだけです。

温泉や銭湯などで同性に見られるのが恥ずかしいという方や、介護に備えていつみられてもいいようにしておくという男のプライドで手術を行う方が多いのが増大手術の特徴です。
年齢別に選ばれる手術法を見ると年齢があがるにつれて増大手術を選ぶ方が増えるようです。

増大手術のデメリット

デメリットは手術の場合はすべてそうですが後遺症の可能性 があること、
たちあがった時のサイズの変化は見込めないこと、もしくはたちあがることが困難になる可能性があることでしょう。

切らない場合の手術では、切る場合に比べて費用の負担も少なく、手術時間も10分程度と短時間です。
しかし手術方法として根元部分の体内の靭帯を糸で固定するので糸が切れてしまうことや糸がほどけることで元に戻ることもあるようです。
あとはずっと突っ張っているような違和感を感じる方もいるとのこと。

切る場合の手術は、元に戻るようなことは少ないそう。
しかし身体への負担、費用もあがることがデメリット。手術にかかる時間も1時間程と切らない場合と比べると長くなります。
傷跡は毛に隠れて目立たないと言われますが、まぁよく見たらバレるでしょう。
そして支えになっていた靭帯との癒着を切るのでたたなくなる可能性も考えられます。

あくまでも通常時の長さが変化する手術なので、女性を満足させたいといった悩み解消を目的に受ける手術ではないでしょう。

悪徳な医療機関に要注意

手術を受けることを考えている方は、クリニック選びに注意した方が良いです。

調べれば沢山でてきますが、強引な勧誘でよく考えず手術を受けたことで後悔しているという方は思いのほか沢山います。

上記で紹介してきたような手術は保険は使えず(包茎手術は場合によっては泌尿器科での保険治療対象です)ほとんどが自費での手術となり高額です。

そのためクリニックでもカウンセリングという時間を設けて、どのような悩みや希望があるのかを確認し、その人にあった手術方法を一緒に考えてくれます。
良いクリニックであれば、カウンセリングにきた人の立場にたって考えてくれるはずですが、なかには早く手術を受けさせようとする悪徳なクリニックも存在します。

「当日に手術をうければ割引する」 「手術するしかないから早くした方がいい」 「安い手術だと元に戻るから、高額の方法にしたほうがいい」

上記のようなセリフでコンプレックスを煽ったり、焦らせるようなことをいって決断を急がせるクリニックは要注意でしょう。

美容外科手術と同じように緊急的に命に関わるものではないのが下半身の手術だと思います。時間はあるはずなので、結論を急ぐ必要はありません。
自分にとって本当に手術が必要か手術でないと悩みは解消できないのか、よく考えるようにしましょう。

費用の割引などは魅力に感じるかもしれませんが、手術に失敗して手術部位の組織が壊死した方も実際にいます。失敗後の治療費や元には戻らない精神的苦痛は割引費用などどうでもよくなるほど後悔したことでしょう。
もちろん深刻に悩んでいる方の解決策として手術は有効だしやってよかったと思っている経験者もいるのも事実です。

急がせるようなクリニックの言葉は真に受けず一旦持ち帰ってしっかり考えること、心配であればセカンドオピニオンとして他のクリニックでも何か所かでカウンセリングを受けることをおすすめします。

まとめとして

ここまで増大手術について詳しくまとめてきました。
絶対に即日で効果がほしい!という方は手術以外の選択肢はないでしょう。
しかし手術はメリットとデメリット、リスクをよく調べましょう。

壊死などのリスクはなく安全に続けられるサプリメントなどの方法も試してからでも遅くはないと思います。